成年後見の開発
この2つは、ネットワーク管理用としても盗聴用としても定番のソフトです。
これら2つのプログラムのソースコード152が2002年11月11日から13日まで、公式ダウンロードサイトとミラーサイト上で改寵されていたことがわかりました。
改憲されたプログラムにはトロイの木馬が含まれていましたが、電子署名の検査で改置が発見されました。
Aさんの公開鍵で暗号化したものはAさんしか読めないこと、また、Aさんの公開鍵で確認できる署名はAさんによってなされたと信じられることが公開鍵暗号方式の特徴です。
ただいこれは、公開鍵はAさんのものに間違いないという前提で成立していることです。
例えば、公開鍵を掲載しているWebサイトが改窮されていたとか、公開鍵の送信途中で書き換えられたかもしれません。
公開鍵暗号方式において、公開鍵自体の正しさを証明することは重要なことです。
方法はいくつかあります。
(1)自分の公開鍵をできるだけたくさん配布する。
改憲が追いつかないほどの数で公開鍵をばら撒くことです。
同じ公開鍵があらゆるところにあれば、改竃があっても他のものと違うとわかります。
例えば、メールを出すたびに自分の公開鍵を添付して送っておけば、日頃からメールのやり取りを行う人に公開鍵をたくさん渡しておくことができます。
しかい公開鍵は関さんも驚いたように長いもので、これを毎回のメールに添付されるのは受信者としても迷惑でしょう。
そこで、公開鍵から短いハツ、ンュ値を作って使うことが行われています(資料134)。
これはフィンガープリント153と呼ばれており、PhilZimmermann氏が開発したR8Aによる公開鍵暗号方式ソフトのPGP(PrettyGoodPrivacy154)で採用されています。
例えば、畑裕子の公開鍵を手にした人は、その公開鍵からハッシュ値を計算してみます。
そのハッシュ値がそれまでに畑から受け取っていたメールのフインガープリントと一致していれば、この公開鍵はいつもメールをくれている、あの畑裕子の公開鍵であろうと判断できます。
152UNIX系08で実行するソフトは、CPUの違いに影響されないためソースコードで配布されており、ユーザがコンパイルするのが一般的です。
15308やソフトの種類を調べる攻撃のフィンガープリントとは違う意味です。
154ちょっとイイ感じのプライパシー」といったニュアンスです。
(略)今後ともよろしくお願い申し上げます資料134公開鍵のハッシュ値を普段からメールのフッタで使っている例(2)信頼の輸を作る。
PGP独自の方法で、ある人の公開鍵に「この公開鍵は間違いないので信頼しています」と他の人が電子署名をする仕組みがあります。
信頼できる人が信頼している公開鍵にはそれなりの信頼度があると考えるもので、信頼の輪(WebofTrust)と呼ばれています。
(3)公的な第三者機関に証明書を発行してもらう。
実際の社会でも本人の印鑑に間違いないということを証明するために、市役所による印鑑証明書の発行が行われています。
本人確認に使われる運転免許証や学生証も公的な機関によって本人を証明するものです。
公開鍵も、公的な第三者機関で「この公開鍵は00本人のものに間違いありません」という証明書を発行することができます。
証明書を発行する機関を認証局(CA:CertificateAuthority)といいます。
証明書は公開鍵に認証局が電子署名をしたものです。
認証局の処理自体は認証局用のプログラムを使えば誰でもできることなので、認証局が信用できるものなのかが、ここでまた問題になります。
日本では電子署名法によって認証局を認定する制度ができました。
このような、公開鍵暗号方式による社会的なセキュリティ基盤を、PKI(PublicKeyInfrastructure:公開鍵暗号基盤)といいます。
PKIは、安全な電子商取引(EC)による経済の発展や、電子政府・電子自治体による行政サービスの向上を狙いとしています。
オンラインショッピングや公共料金の支払い、医療や自治体のサービスなど、Webサイトを使ってユーザと情報の送受信をするサイトが増えてきました。
送受信されるこのようなデータの中には、経済上の利益やプライパ、ンーを守るため、盗聴や改震を確実に避けたいものがあります。
(1)SSL。
SSL(SecureSocketLayer)は、Web155サーバとクライアン卜聞の通信を暗号化するものです。
SSLを使うサイトは、URLがhttps:/1で始まります。
サイトにアクセスするとブラウザに鍵のマークが表示されます(図131)。
ム主ぷ斗ぷ公子ぷなど必,三三令1図131SSLを使用するサイトで表示された鍵のマーク(InternetExplorer6l155SSLはftpサイトでも使用可能です。
SSLは公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式の両方を使っています。
認証局(CA)156によって発行されたサーバ証明書を信頼の判断に使い、サーバ証明書から取り出したサーバの公開鍵を使って共通鍵を送信します。
データはその共通鍵によって暗号化されて送受信されています。
データの送受信には、暗号化と復号化が高速な共通鍵暗号方式を使いながら、共通鍵方式の欠点である鍵の受け渡しには公開鍵暗号方式を採用したものです。
Webサーバクライアント@アクセス要求。
Aサーバ証明書送付。
Bサーバ証明,書Fの認証局を確認する。
Cサーバ証明書からサーバロの公開鍵を取り出すD乱数を発生させてCの公開鍵で暗号化して送信。
Eサーバの秘密鍵で復号化。
F復号化した乱数を共通鍵とい暗号通信開始。
(2)SET、SECE。
インターネットを通じてクレジットカードによる取引157を安全に行うためのプロトコルにSET(SecureElectronicτ'ransactions)があります。
VISA、MasterCardなど大手クレジットカード会社とMicrosoft社、IBM社などが協力して規格を作っています。
顧客はウオレツトソフト158(walletsoftware)を使うことで、カード番号をショッピングサイト側に知らせずにクレジット決済が可能です。
日本では目立製作所、富士通、日本電気がSETをベースに日本の商習慣に合ったクレジッ卜決済のプロトコルSECE(SecureElectronicCommerceEnvironment)を開発しています。
ど?認証局を信頼するかはユーザが決定します。
Windowsにはデ、フォルトでVeriSign社などが信頼済みの認証局として登録されています。
クレジットカードの無効や与信限度額をリアルタイムでチェックするためにCAT(CreditAuthorizationTerminal)という信用照会端末が使われています。
158ウオレットは財布の意味です。
問13-1暗号化方式の名称に関する記述のうち、共通かぎ方式に分類されるものはどれか。
アDESイRSAウエルガマル暗号エだ円曲線暗号。
問13-2公聞かぎ暗号方式によって、n人の加入者が相互に暗号を使って通信する場合、異なるかぎは全体でいくつになるか。
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